何年も来なかった生理が数時間後で
アロマテラピーを学んでもなかなか感じられなかった効果が、嗅覚反応分析を学んでから、アロマって凄いなと感じれるようになってました。
そんな私ですが、久しぶりに深く頷くような結果が出たのでシェアさせてください。
きっかけ
ある日、友達(40代女性・独身)からメールが届きました。
何年も生理が来なくて放置していたのだけど、良くないみたいで薬を飲んだけど、あんまり効いてない感じがして、辞めてしまった。アロマでなんとかして欲しい。
何年も休みなしで朝から夜遅くまでお店で働く彼女。
いつも遠慮がちの彼女ですが、仕事が早く終われそうな日の夜8時頃にきてくれないかと連絡がありました。
これはよほど困っているんだなと察して、早速彼女の働くお店に伺いました。
まずはIMチェックを
今回のお悩みは、生理がこないことでした。
嗅覚反応分析チェックの結果は、このよう。
各エリアには臓器が分類されています。
今まで、数百人の方にチェックをさせてもらいましたが、生理のトラブルのご相談は、大体似たバランスが多く、似た傾向がありました。
バランスを整えるアロマをご提案し選んでいただいた結果、女性ホルモンのエストロゲンのような作用のある精油が自然と選ばれることが多いです。
そんな経験値から、一般的に女性ホルモンに効果が期待できる精油を用意して伺いました。
あれ、予想と違う
今まで経験した生理トラブルの方とは違った、バランスが今回は現れました。
ちょっと戸惑う私。
一般的なバランスであれば、女性ホルモンに効果的な精油をお勧めすることができるし説得力もあるのに、このバランスはいつもと違うので葛藤が起こりました。
けれど、葛藤が起こるということが間違いです。
私はメディカルアロマの知識がいくらかあることで、自分の知識で勝手な思い込みで診断をして、精油をお薬のように処方しようとしていたから、葛藤したわけです。
バランスを整える
勝手な診断は控え、嗅覚反応分析のルールに従って、その方のバランス(グラフの状態)に合わせて、グラフを整えるためのアロマブレンドを選ぶことが大切です。
余計な精油の知識を捨てて、思い込みを捨て、バランスに合ったアロマオイルを提案し作ってもらいました。
選んだ精油は、もちろん女性ホルモンにいい精油でもなけりゃ、自律神経に働きかける精油でもない。
どちらかというと、抗うつ作用、抗不安作用という、メンタルに良さそうな精油のレシピが完成しました。
しかし精油の知識が下手にある私は、半信半疑だったのは事実です。
この精油で生理が来るとは思えないけど、いい香りの気持ちよく眠れるリラックスできる香油ができてよかった。という気持ちで帰路につきました。
香りをとても気に入ってくれてたのはとても安心しました。
驚きの結果
しかしなんと、その日の夜中の12時過ぎに、彼女からラインが来ました。
数時間しか経っていないのに、生理が早速来たとの報告です。私の方が驚いたのは言うまでもありません。
確かに、嗅覚反応分析で精油を選ぶと驚くような結果報告は時々あります。
しかし、今回はこの結果の早さにも驚きです。何年も自力でこなかった生理が、わずか4時間後に。
体ってすごいな。
奇跡でもない
嗅覚反応分析は体の恒常性のバランスを整えることを目指しています。
恒常性が整うと、ホルモンバランスも整うと考えられます。
そうするとトラブル(生理だけでなく)は改善すると考えられます。
実は不思議でも何でもないことです。
恒常性を香りを頼りに調整すれば、一度にさまざまなお悩みが解決する可能性があります。
アロマや体への固定観念を持っていた私は驚きましたが、こういう経験を積むことで、整えることの大切さを学んでいます。
その後
精油を使って、恒常性が整えることによって、体が自然と生理を起こしたわけですので、経血の出方も自然なんですよね。
ホルモン剤で強制的に生理を起こした時は、逆に出血がずっと止まらなくて大変だったと教えてくれました。
しかし、あくまで生活習慣を整えることが大事。今回はアロマがお手伝いをして、症状が改善したわけですが、食事や運動や睡眠などが大切です。
今回も香りの好みから、慢性的な睡眠不足が生理の不調の大きな原因の一つなんじゃないかと感じました。
アロマだけじゃなく、そのあたりの見直しをしてもらいたいですね。
このように嗅覚を使ったアロマの選択や症状分析は画期的ですが、何より誰でもできて、簡単なのがいいところです。