• HOME
  • ブログ
  • LOG
  • 「嗅覚反応分析」セッション風景を文字起こししてちょこっと解説してみました。その2

「嗅覚反応分析」セッション風景を文字起こししてちょこっと解説してみました。その2

LOG

香りの好みから、「自分を知り」

「自分に合った選択」をする

嗅覚反応分析の協会サイトに一般公開されている『セッション風景動画』の文字起こしを勝手にしてみましたの続きです!

http://cami.chu.jp/2020/05/01/session1/

ではでは、前回はチェックとグラフの説明まででした。

今回は、こんな流れで参ります!

  • 3・今回のクライアントさんのバランスの説明
  • 4・タイプの説明
  • 5・悩みを伺う
  • 6・対策・ケア方法の提案

嗅覚反応分析セッション続き

3.今回のクライアントさんのバランスの説明

注意:軍は代表の軍場先生、クはクライアントさんを表します。

軍「では、後は一か所ずつ、この4つの各領域に臓器などを分類すると、簡単な図なのですが、右上が脳、右下が腎臓、左下が心臓というようになります。」

軍「右上の脳と、左下の心臓という所に関しては、このグラフの数値は9が平均ですが、両方とも9なので、ここはバランスが整っているので、負荷がかかりすぎているわけでも、弱っているわけでもないのかなと読み解けますが。」

軍「逆に、右下が多くなって、左上が少なくなっているので、右下のところは、『腎臓・肝臓・筋肉』などが関係していますが、そこに今はその領域の比率が高くなっているので(=右下タイプ)、元気で活動的で活発なのですが、攻撃的になりやすかったり、我が強くなりやすいのもこのタイプの特徴です。」

軍「で、左上の方は、『胃や女性ホルモン(黄体ホルモン)』も関係しているので、胃にトラブルがあったり、ホルモンバランスが崩れやすかったりすることも、左上が少ない時の特徴としてあります。」

*何故、これらの臓器がこのように分類されるかは講座での内容ですので、ここでは「嗅覚反応分析はそういうルール」と思って下さい。しかし、その1でも説明されていたように、基本は香りの薬理作用からの分類です。

*今回のクライアントさんは、このように右下のエリアの数値が高くなっていますし、そして左上の数値が減っています。ここが特徴的部分ですね。平均・多い・少ないなど、各エリアで読み解けます。

4.タイプの説明

軍「右下が多いので。右下の特徴がこんな風なのでよかったら。」

ーー軍(アプリを見せる)

右下タイプ「リーダータイプか、リーダーの従うピラミッド型」

続きは動画では非公開(タイプ別の性格的特徴やなりやすい症状などを表示)。チェック後このように、アプリでそれぞれのタイプを読んで頂くこともできます。PDFダウンロード、印刷も可能です。

軍「当てはまりそうな所ありそうですか?

ク「はい。笑」

軍「じゃ大体いつもこのようなバランスかもしれないですね。

右下タイプの特徴といったら、簡単にいうと白黒はっきりしていたり、中途半端なことが嫌いだったり、意思が強かったり、結構頑固なところがあったりとかするのかなというのが、当てはまるところが多いと、その比率が高くて体調とか状態とかは日によって変わるので、何回やっても同じバランスだと、その度合いがだいぶ強くなる。

身体的にいうと、カラダが凝りやすいという特徴が、特に右下が多いと起きやすかったり、左上は筋肉をほぐしたりする働きを指すので、そうすると、右下が多くて凝りやすいのに、左上が少なくても筋肉をほぐしにくい特徴があるので、ダブルで凝りやすいバランスなのかなと思います。

なので、肩凝りだけじゃなくて、ぎっくり腰とや腰痛などにも注意が必要なところです。

左上は体の回復を表すので、あざができたら治りにくいとか、蚊にさされたら痕になりやすいとか、(左上)ここが少ない人の特徴としてあるので、気をつけるポイントかな。」

*グラフの状態は日々変化して変わるのですが、タイプの性格的特徴やなりやすい症状が当てはまるということは、そのタイプ(バランス)に普段からもなりやすいと予測できます。

*また将来的になりやすい症状リスクも予測できるので、未然に対策することができますね!

5・お悩みを伺う

軍「ちなみに今、お悩みとかってありますか?」

ク「体調とかですか?」

軍「はい、全体で何でも大丈夫です。」

ク「ちょっと胃が痛くなることが多くて。」

軍「それは、午前中と夕方だったらどっちのほうが?」

ク「午前中ですかね。」

軍「じゃ朝起きて、胃が痛くなりやすかったりとか?」

ク「そうですね。」

*お悩みは、体のこと、心のこと、人間関係、性格、などなど何でも大丈夫です。

*お悩みを聞く前に、3・の今回のバランスの説明のところで、『胃のトラブル』を予測しています。香りから胃に関係のある香りを好んでいる・好んでいない、という風に分析しているだけ、当てるが目的ではないですが。しかし、結果的にこういう流れで、嗅覚反応分析を信頼していただけるのかな。

6・対策・ケア方法の提案

軍「一応、グラフのバランスを整えると、恒常性、体のバランスが整って色々な不調がなくなりやすいという意味があるので、このバランスを整えるには左上を増やして、右下を減らすということなんですが、

左上を増やすアロマや食べ物も4つに分類できるので、

アロマで言うと、『ペパーミントとか、レモングラスとか、ローズマリー・カンファー』などが合っていて、それを実は、胃が痛くなりやすい朝よりは、寝る前などに胃の周りに10%くらいに薄めて塗ると、翌日の予防になる可能性が高いです。」

軍「食べ物で言うと、生野菜などはしっかり食べられていますか?」

ク「あまり食べてないですね。」

軍「ここ(左上)は、生野菜とか果物が分類されるので、もしかしたらそういったものを食べることが少ないから(左上が)減っているのかもしれない。」

逆にいうと、このグラフは今の状態を表しているので、実際生野菜や果物を食べていなくて、左上が少なくなっているのなら、食べたら増える可能性があるので、実際に食べてみて、IMチェックをして、グラフが正方形に近づいていたら、それが合っていたということ。

食べても変わらなかったら、このバランスになっていて胃が痛い理由は、別のところに犯人がいると分析できます。

アロマとか食事とかを試してもらって、またIMチェックしてもらうと、それが合っているかどうか確認できますので、またチェックしてみてください。」

*あくまでグラフを整えるという提案です。アロマだったり、食べ物だったり、運動だったり。しかし、このようにヒアリングで、どれが合いやすいか絞っていけることもあります。実際、対策を行なっていただかないと、分からないので、対策を1〜2週間とか続けてもらって、またIMチェックをしてグラフを確認するのがベストです。(グラフの確認できなくても、胃痛が改善したと体感いただけるかもしれませんが、やはり対処療法ではなく、体質改善が目標です。)

*嗅覚反応分析を自宅でできるようになることで、日々グラフの変化を確認できるようになります。(基礎講座から)

さいごに

どうでしたか?

嗅覚反応分析ってどういうものなのか?案外文章では説明しにくい部分が、具体的な事例によって伝わる部分もあるかとおもいます。

また嗅覚反応分析士さんにとっては、セッションの参考になると思います。シンプルに一つ一つ丁寧に説明するだけで大丈夫と安心していただけたらいいな。あとは実践のみ。

お一人でも、動画とは別の分かりやすさを感じていただけたら幸いです!

また文章で理解しにくいところもあるとは思いますが、そこは動画でも見て下さいませ。その動画はこちらから。

ここまでお読みいただきありがとうございます。

(嗅覚反応分析士トレーナー 垣内海歩)


友だち追加

camille

海歩(Miho):嗅覚反応分析士トレーナー。AEAJアロマインストラクター。主婦の立場から、薬効を持つアロマで家族の健康サポートを期待し、40歳で学び始める...

プロフィール

ピックアップ記事

関連記事一覧

ABOUT

香りと体がたくさんのシンプルなことを教えてくれます。

みんなで、自分ファーストな健康実現社会を目指しましょう。

嗅覚反応分析士基礎講座認定校
ABOUT

嗅覚反応分析とは