【不眠とストレス】タイプ別原因とおすすめアロマ

国民の5人に1人は不眠の悩みがあるそうです。
わたしも前は、生理前に眠りにくかったり、夜中に起きてしまったりすることもありました。今は夫が感心するほど良く眠っているようです。朝のスッキリ感覚もあり、睡眠は一番の薬だと感じます。
わかっているけど眠れないから余計に悩みます。今回は眠れない原因を理解することで、不眠症対策のヒントに。タイプ別のおすすめアロマも紹介します。
眠れない2つのタイプ

まずは「眠れない原因大きく2タイプ」
- 興奮&過緊張タイプ
- 沈静&冷静タイプ
興奮気味タイプ
神経が高ぶりやすいい、ドキドキしやすい、なんて方はこのタイプ。
「明日は遠足!」子供の頃前夜は、楽しみすぎて興奮。
「寝ないといけない!」と焦れば焦るほど、なかなか寝付けなかったもの。
大人でも「明日はライブ!」なんて楽しみなイベントだけでなく、何かショックなことがあったりしても、眠れなくなるものです。それは一時的な状態なので、だんだん落ち着き、やがて眠れるように戻っていきます。
しかし普段から興奮しやすい過緊張気味の方もおられます。無自覚ですが、なかなか神経が落ち着きにくく、慢性的に眠りにくいタイプです。
特徴
良くお喋りしたり、人と仲良くできる人が多いです。
しかし内面は緊張しやすく、実は人見知りさんも。
心は前向き。楽しいことが大好きで、常に刺激を求める方が多いです。
しかし刺激にいつもドキドキ。その分心臓に負担がかかりやすく、不整脈などの症状だ出たり、女性ホルモン疾患の方が多いのも特徴です。
冷静気味タイプ
興奮気味タイプとは逆に、「明日は遠足!」とはならず、何が楽しいの?疲れるだけだしめんどくさいな。と、冷静に色々を想定しがちな方が多いです。
常に冷静に脳が働くことで、考えすぎてストレスを感じやすかったりも。夜になると頭冴え、さらにスマホで余計に脳を刺激し、眠り辛くさせやすいタイプです。
特徴
知識欲が高い方が多いです。よく考え、記憶力も良く、逆に覚えすぎることで、ネガティブなことを思い出しやすく悩みやすい傾向があります。
ストレスを感じやすく、頭痛持ちの方も多いです。
タイプ別眠れる対策

興奮気味タイプのおすすめアロマ
- ラベンダー
- マンダリン
興奮を落ち着かせるアロマがおすすめです。
マンダリンは不安を抑える効果も期待できるので、漠然とした不安に襲われる場合にも適しています。
リラック&安心することで、ぐっすり眠れるアロマです。
これらの香り枕元で炊く(タオルなどに香りを染み込ませて枕元に置く)などを。
&寝る前に日記をつけてみるのもおすすめです。1日を振り返って、整理するイメージで。冷静になれ、自分を落ち着かせる方法としておすすめ。寝る前の写経が効果があったという方も多いです。
冷静気味タイプのおすすめアロマ
- マジョラム
- バジル
ポイントはストレスを発散しリフレッシュです。自律神経の働きを調整してくれることが期待できます。
寝る前やお昼間に、香水(エタノールに混ぜてスプレーなど)で楽しむのもおすすめです。これで頭痛持ちの方が、薬要らずになったりも(インスタグラムでレシピは公開)。
冴えすぎちゃうので、寝る前にスマホはなるべくやめて、何か情報を知りたい場合は、紙の本がおすすめす。
このタイプはこの寝る前に毎日反省タイムになりやすいので、楽しいこと・嬉しいこと・好きなこと・成功イメージを集めたノートを眺め、ポジティブな気分で眠りにつくのもおすすめです。
ぐっすり寝れると、朝にはいい解決策なんかも湧くようになります。考え事ははほどほどにして、いい気分で眠る習慣を。
整えるコツ

タイプの見極めのポイント
自分はどっちだろ?と自分の状態をまず予測してみる。やってみて合わなかったら、自分はもう一方のタイプなのかも?と考えてみてくださいね。
案外自分のことは分かりにくいものです。おすすめした香りがいい匂いに感じたら、そのタイプに当てはまりやすいです。心地の良い香りをシンプルに選んでみてください。
人は日々変化しています。
「今日は興奮気味。」「今日は嫌なことがあって悩んでる」なんてこともあります。
柔軟にその日の自分に合わせて精油をチョイス、なんて具合に毎日リセットできるようになればいい感じです。
わたしもそういう習慣を続けた結果、どんどん眠れるようになっていきました。
生徒さんのエピソード
旦那様が最近眠れないようで、アロマを枕元に焚いてあげたそうです。
しかし全く眠れず臭いと言われたとかで、逆タイプのアロマでよく眠れるようになったそうです。
ある生徒さんは、不眠の自覚は全くなかったけれど、自分に合うアロマを使うと、ぐっすり眠れるようになって驚いたと言われてました。
不眠とストレスの関係
アロマテラピーでは、「眠れないならラベンダー」という精油の選択が主流です。しかし、眠れない理由が人それぞれ違うように、眠れる香りも人それぞれ。
眠れない理由には、興奮や鎮静どちらにしろ、神経系のストレスや疲労が影響を及ぼしている場合が多いので(もちろん不眠には他にも身体的理由の場合もあります)、ストレスをリセットして眠りに誘うアロマでもあります。
今回のアロマは不眠だけでなく、ストレスケアとしてもオススメです。
自分がわかると見えてくる
眠れない理由を予測することで、不眠が改善したり、眠りが深くなったり、不眠を未然に防げられれば幸いです。
アロマは神経系に働きかけるのが得意なものも多いので、自分にあう香りをみつけて使う習慣もおすすめします
夏こそ眠りにくい時期。自分を整え、心身ともに快適な夏を送ってください!

