40歳からのアロマテラピー

テーブルを囲んでアロマを学んでおやつを食べる会アロマテーブル。先日、その様子を見ていた60代の方が、
「すごく笑って本当に楽しそうですね。みんな何か学んでいるその様子も見てて、本当に気持ちがいい。私の周りは、みんな色々(健康とか学びかな?)と諦めている人たちばかりで、残念。いつからアロマとか勉強し始めたの?」と聞かれました。
「私は40代からです。50代スタートの人も20代の人もいますよ。」と答えたのですが。
楽しそうだと、何度も言われてたので、本当に心から誉めてくださっているのが伝わってきました。
その前日も、神河町のおうちカフェ花華さんでアロマテーブルだったのですが、
「何か学ぶこと。40代50代から始めておくのは、結果成果だけでなく、その行為自体が健康や幸せに繋がっている」と、自然と話していた私です。
最近特に「めっちゃ楽しいな、毎日。」なんて話すことが多くて、なんだかその理由が掴めてきた感じがしています。
みんな嗅覚反応分析やアロマテラピーの学びを始めるきっかけは色々です。
- 健康のため
- お仕事に
- 今の環境を変えるきっかけに
- 子育てに
- 妊活に
- 不調の改善に
あげればキリがないくらい多種多様です。
私がアロマの勉強を始めたのは、40歳の春頃でした。
にも書きましたが、セルフケア法としてアロマテラピーを学びたい、という表向きの理由とは別に、
子育てもある程度経過し(息子小5・娘中1)、自分のこの先を見据えて何かスタートさせたいと無意識に感じていたからです。
今、50歳手前になり、周りは子供たちが親元を離れて独立していく人も多く、心と時間に余裕ができ、安心感もあると思いますが、
「これから何しよう。」「寂しい。」「趣味を見つけないと。」「ポッカリと穴が空いた様。」なんていう声も本当によく聞きます。
私なんて人一倍感傷に浸りやすいタイプなのですが、おかげで安心感が強く、寂しいよりも嬉しい気持ちで、本当自分のやりたいことがあって良かったなと、しみじみ感じることも多いです。
多分自分の弱さを知っているから、無意識に40歳からいつかの子離れに備えて、自分で立てるものを得て準備を始めていたんですね。
なんとなくあの時した行動がうまくいき、なんとなくの感覚って本当大事だなと、今改めて感じています。
しかし、私は40代になって初めて勉強の面白さを知りました。
学生の頃は、勉強なんて楽しくないと思っていましたし、どこか義務や強制を感じていていて苦痛でした。
そんな私が、今学ぶ喜びを感じていて、自然とそれが周りに伝わっていたり、こうやって人に学ぶって楽しいね、と伝えてしまう、その変化に一番驚いています。
しかし、私の思う学びとは、自分を育てていくこと。
わくわく、楽しさ、知る喜び、が得られる行為。そしてそれは、学び続けている限り終わることはありません。
40歳からの学びのスタートは、学生の頃と違って、プレッシャーもなく、頑張りすぎず、自分のレベルを受け入れて、コツコツやれる。誰かに強制されてやっているわけではないし、いつ辞めてもいい。興味の対象だけで良いわけですから、ゆるくマイペースに行えます。
好きなことに没頭して、好きを通じてできた人たちと出会え、楽しめる。
年齢がいくことで、「楽しさ」を深めて追求できる。自分の目で見る、触れる、立ち止まって深く掘り下げる。
40代からこそ人生は楽しみに満ちていて、実はワクワクが止まらない。
幾つになっても人生は楽しめるなと思いますし、何に時間を使い、何にお金を使うかで、きっと10年後の未来が大きく変わってくるはず。
いろんなことを知ってみたい、経験してみたい、旅もしてみたい、そう思います。
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そして何故アロマテラピーがお勧めかと考えると、老後にもその知識を実生活で生かせるからです。
ついこの間、70代の父が、「最近忘れっぽかったり、眠れないのでアロマを作って欲しい。」とボトルを持ってうちに来ました。すごくアロマテラピーが実生活に役立っているのですが、
この様な知識を持つ人がいるとは限らないですし、その頃急に学びを始めても遅くないかもしれないけど、
やはりアロマテラピーを効果的に論理的に使っていくには、ある程度の知識と経験が必要です。
私も、何年もやってようやくわかること、使いこなせる様になっていることばかりです。
そのためにもずっとなるべく普段から嗅覚反応分析やアロマテラピーで健康で楽しみつつ。
人生後半は、自分に優しく、楽しくゆるゆるやっていきましょう。
CAMILLE