初心者向けのアロマワークショップの方法とイベント参加者募集🎵

SCHOOL

資格を取得したので、活動してみたい!
普段は全く行動力がないわたしですが、せっかく取った資格を生かしてみたい。
手始めにアロマのワークショップのイベント出店からスタートしましたした。

そして現在も嗅覚反応分析を主体としていますが、ワークショップは10年経った今も行っています。
また嗅覚反応分析の受講生さんも、他のアロマテラピーの資格はなくても、嗅覚反応分析士になって「アロマワークショップ」を開催される方もとっても多いので、いつも講座ではアロマワークショップの方法をお話しします。

今回はそんなわたしがお伝えする、初心者向けのアロマワークショップのやり方です。
アロマワークショップは楽しいです、ぜひ色々な方に出店いただきたいです!

嗅覚反応分析士トレーナー・AEAJアロマテラピーインストラクター
→CAMILLE(カミーユ)プロフィール

1心構え

初心者の方にとって、ワークショップを行う上で一番のハードルは
「失敗が怖い」
「自信がない」

という考えではないでしょうか?

わたしはAEAJのアロマテラピーインストラクターの資格を取得し、せっかくならと小さなワークショップを開催しました。

しかし、この資格を取るのに精油学や解剖学など多くを学びましたが、初めてのワークショップでは自信は微塵もありませんでした。むしろ植物学や薬理の学びや解剖学などは深すぎて、学ぶほどに自信はなくなる一方でした。

その上、薬機法が怖くて何をどう伝えて良いのかさっぱりわからず不安しかない状態。

なので頑張って開催したもののこの時は、友達が来て2人ほどアロマスプレーを作って終わり。私が伝えられたのは、スプレーの作り方と、精油の名前くらいなものでした。そして、この後ワークショップは一度も開催することなく、アロマに関わりはなくなっておりました。

そんな自信を無くしたわたしが、
「活動してみたい!」「アロマワークショップ出来るかも!」
と再び思えるようになったのは嗅覚反応分析士資格を取ったためでしたが、
結局は資格ではなくマインドが大事なんだと、今ならわかります。当時は人が怖くビクビクしすぎていました。

わたしは嗅覚反応分析のおかげで、再び好奇心や自信のようなものを復活させることが出来ただけです。嗅覚反応分析を介せばアロマ選びが簡単なので「アロマに自信が持てる」と思えたことや、きっとみんなこのアロマについては知らないだろうから「伝えてみたい!」という純粋な好奇心ができました。

それまでは、「しっかりと教えてちゃんとした講師でいないと」とか、「失敗したらいやだな・・」というように、矢印が自分向きになりまくっていましたが、こういうワクワクした状態になると、「失敗してもやってみたい」とか「うまく説明できなくても、とにかく試してほしい、伝えたい」。
やっと矢印が人へ向くようになっていきました。

やっぱりワークショップの主役はお客さま。実はお客様は素晴らしい講義なんて求めておられません。
それよりも、楽しみたい・喜びたい、そんな気持ちで来ていただけます。怖くないどころか、、優しいことの方がほとんどです。

なので、問題は資格ではなく、自分が発する気持ちです。お客様が楽しめる空間を用意する気持ちでいれば大丈夫。

それにアロマの素晴らしく良いところは、「香り」があるということ。
それは薬効や分析などは一瞬で吹っ飛ぶ感覚です。
「うわ〜いい香り」なんて寄って来られることも多いもの。
香りという最大のサポートがあるのですから、安心して主催者側も楽しんで行っていただきたい、昔の私にもそんな風に伝えたいです。。

2薬機法について

アロマテラピーをしっかり学ばれた方ほど気になるのは、
「薬機法に抵触してしまうのが怖い」
ということではないでしょうか?

薬効をスクールで学ぶけど、販売時に薬効を言えないというジレンマが起こります。
学んだことが言えない。メリット伝えられない

わたしもはじめは、この薬機法が怖くて怖くて
「さわやかな香りです」など、香りの特徴しか伝えることができませんでした。

しかし実はワークショップでも精油の効果効能は伝えることはできます。
薬機法は、販売に関する法律です。精油の販売に関わらなければ、薬効は伝えることが可能です。

薬機法とは
医薬品・医薬部外品・化粧品など、人体に影響を及ぼすような商品について、消費者に誤解を与えないよう「広告」で表示できる表現を規制している法律。

精油は日本では雑貨のため、お薬のように薬効をうたって販売することは当然違法になります。
しかし、「広告」に当たらなければ、薬効を言うことは表現の自由として守られています。
スクールで教えたり、薬効が書いてある本が販売されていたりするのは、そういう理由です。

つまり商品の広告に当たらなければ大丈夫です。
「ラベンダーには誘眠作用がある」はOK
「この商品(メーカーのラベンダー精油)には誘眠作用がある」はNG
このように商品の広告に当たる場合に規制されます。

なので、ワークショップでは商品販売の意思はなく、セルフケアとして精油の薬効を利用した使い方を教えるという、多くのアロマスクールで行われている使い方を教える(販売ではない)のと同じスタンスで行えば大丈夫です。

アロマスクールでも精油は購入できますが、あくまで勉強用や材料として販売されていますよね。同じくワークショップでも、精油材料として扱います。

なので、売るための精油をワークショップに持ち込まないことや、商品購入を促すことはないようにする必要があります。あくまで、教えるスタンスで開催することで、薬機法に抵触しないで、薬効を伝えることが可能になります。

*ちなみに嗅覚反応分析を使うと

嗅覚反応分析の現場では精油の商品を販売しています。
実は嗅覚反応分析は、バランスを整えるためのアロマを提案を行うため、精油の薬効を伝える機会がないのです。そのため、薬機法を気にすることなく、雑貨としてアロマ商品を提案することが多くあります。
つまり嗅覚反応分析を介することで、その方に適した精油を薬効を伝えずに(でもその人の悩みや求める薬効にあった精油を)提案できるという大きな特徴があります。

2023年9月から、嗅覚反応分析の概念を反映されたアドナチュラム精油が販売スタートしています。

こんな風に精油に伸ばす方向がわかりやすく書いてあるので、さらにグラフにあわせておすすめ精油を提案しやすくなっています。もちろんどのメーカーの精油でも、精油の成分がざっくり分かれば、おすすめ精油を薬効を伝えずとも簡単にアドバイスできます。

3場所

イベントに出る

はじめてのワークショップ出店は2013年。そこから自信を失ったものの、再びワークショップを始めた2015年は、色々なイベントが各地で行われていたので、知り合いに誘ってもらったりして、出店していました。

2013年にスタートさせてワークショップ挫折を味わったのですが、実は出店を経験して知り合いや繋がりができていたり、アロマの人というイメージを周りに印象つけることは出来たため、またやりたいと思った時にスムーズだったかもしれません。2013年の頑張りは無駄じゃなかったと今ならわかります。

ちなみにイベントは、

比較的安価で出店できる
集客をある程度期待できる
知り合いがいるとリラックスしやすい
出店者同士で繋がったり、ワークショップに参加しあったり、今後の活動にも繋がりやすい

などなど色々とメリットがあります。初心者が始めるにはすごくおすすめの場所ではないでしょうか?

デメリットは、コロナ以降はイベントが減っていたり、自分に合うようなイベントを見つける難しさがあるという点でしょうか。この点はやはりコツコツしかないような気もしますが、頑張った分ちゃんと何かにつながっていくと感じています。

イベントを主催する

少しずつ出店していくと次第に仲間や知り合いができていったりもします。
わたしもはじめは1人で体当たりだったのですが、少しずつアロマの人と知ってもらえて、イベントに誘ってもらったりするうちに、気の合う人と主催者側にまわるようになっていきました。

現在も、香りと菓子の日というイベントや、カウズマーケットというイベントの主催者をしています。
主催ってめっちゃすごいとか大変とか思うかもしれませんが、

場所を決める
それぞれ集客(PR)して開催する

だけです。
もちろんイベントによって準備や内容は相談しますが、小規模ならそんなに難しくもないです。むしろ主催する方が楽なことも。基本メンバーとは対等な関係で、場所代もシェアして、それぞれ自分の準備をしています。

定期的に開催することで、ゆっくり認知度を上げていくことも。続ける面白さもあります。

そのためには自分の意見をちゃんといえる関係性であったり、価値観が共有できていたり、お互いのことを認め合える相手とがいいですね!

もちろん1人で代表として主催はリーダー気質の人にはとても合っていると思います。グループになると対等な関係よりは、リーダーがいる方がお互い動きやすい場合が多いです。

自宅で行う

自宅が使えるならば、場所の料金がかからない、自由にできるなどメリットもあります。
友人や知り合いに来てもらうなんてことも可能ですし、オンラインで開催もできますね。

わたしも長く対面でやってきましたが、今はオンラインの授業が多くなっています。生徒さんもオンラインの方が楽に感じる傾向がある気がします。

昔よりはやりやすい環境な分、集客する難しさもあるかもしれません。

レンタルスペースを借りる

有料のレンタルスペースも最近は多くあります。貸し会議室など利用することも。

生徒さんの中には、またカフェで(香りが大丈夫なら)される方もおられます。
お茶付きのワークショップを企画し、お茶代を場所代として支払ったりするなど、オーナーさんとの条件をすり合わせ色々な形態でされてたりします。

4料金を決める

料金を決めるには、まず出店する目的を明確にするのがおすすめです。

私の場合は、はじめはは普及活動を目的にしていました。そのため、なるべく価格を安く設定しました。
しかしこれでは仕事にはならないので、資格をとってアロマの講座に興味を持っていただくことで、仕事という形で継続することができています。

労力に対して、マイナスになっている損してるという感覚になると、いくら楽しい仕事であっても、「喜んでもらえたから良かった」こんなふうに一生懸命自分を誤魔化しても、だんだん苦しくなってきますし、続かないので、安易な安価の設定はおすすめしていません。

が、
ちなみにわたしは嗅覚反応分析士になって2週間後にイベント出店したのですが、
あまりにも未経験のため、IMチェック(バランスのグラフ作成)と簡単なアロマや食事や体質のアドバイスで、1人15分程度で500円で出店しました。この時は他のイベントの出店者さん含め約20人の人が興味津々でうけて下さり、1万円の売り上げになりました。とっても嬉しかったですね。
この時は、まずは経験することが目的だったので、大満足でした。

まずは必要経費を整理する

場所代:イベント出店料やスペース代金
材料費:精油代、容器代、など
教材費:テキスト印刷代
講師料:

料金を決める

かける時間や目的や内容によって価格は変わります。

・イベントで行う場合は、安価で時間を短く簡易的に、多くの人に体験してもらい、チラシを配って宣伝を目的にする。
・自宅やサロン空間で行うなら、価格を高くして長い時間で、内容を深くし、満足度を高める。

など、目的によって金額や内容を変えていくようにします。
アロマは材料費もかかりますし、学びに費用が多くかっかているもの。
なるべく理想的な価格を設定し、自信が持てないはじめのうちは、モニター価格やお試し価格で、一時的な価格だと認識していただきつつ行うなどもおすすめです。

結局安価が目的で来られる方、サービスを値段でしか見ない方は、損か特かの基準を価格でしか見られない傾向にあり、主催者側の労力や経験を深く理解していただけない傾向があります。

そのような方にターゲットを絞った場合、お互いリスペクトもなくなり疲弊していきます。
お互い大事にし合えるような関係性を持つためにも、価格設定には気をつけたいものですね。

5集客する

しかし、いくら良いサービスでも人が来てくれなければ、成り立ちません。
わたしもはじめは全くの0からスタートでしたので、最初はある程度集客が自動で見込めryイベント出店から始めました。

イベントの場合は、宣伝や集客を主催者さんが担ってくれるので、とても助かります。
当日の自分のブースの準備をするだけで出店できます。
もちろんそこから選択してもらうには、サービスの魅力が伝わるような、わかりやすい看板を作ったりすることで、当日興味を持った人が体験してくださったり、アロマの場合だと「わ〜いい匂い」なんて香りにすいよせられて来てくださってたりします。なのでアロマはイベント向きかもしれません。

学ばれた嗅覚反応分析士さんの多くも、はじめはイベントから、その後色んなかたとコラボされてたり、その後自分のお店を持たれたり、講座をされたりと、それぞれ活動されています^^

さいごに

2023年11月26日(日)
コロナ後初の、そして久しぶりのカウズマーケットを開催します。

主催者でもありますが、出店者としてアロマワークショップブースも開催したいと考えています。
受講いただいた嗅覚反応分析士さん、良かったらぜひ一緒に参加お手伝いしてくださると嬉しいです。
ご連絡お待ちしています。

また今から嗅覚反応分析士を取得、イベント出店や当日スタッフ参加も、大丈夫ですよ。
ぜひお気軽にお問い合わせください。資格についてはこちら

camille

海歩(Miho):嗅覚反応分析士トレーナー。AEAJアロマインストラクター。主婦の立場から、薬効を持つアロマで家族の健康サポートを期待し、40歳で学び始める...

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