ストレスと内分泌(ホルモン)
CAMILLE/Mihoです。
内分泌系とは、ホルモンを分泌する臓器のグループ。
そして、カラダを一定に保つのに大切な役割を持つ3大システムのひとつ。
体の中がいつもと違ってくると、いつものベストな状態に戻そうとして、ブレないカラダ作りをしてくれてます。
臓器で作られて分泌されるホルモン。
それらが、自律神経とも協力して、その役割を果たしてくれています。
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ホルモンはちっちゃーな「つぶ」
体内で作られるオリジナルな物質です。
そのつぶが、各臓器から血液によって全身に送られて、目的の決まった細胞(受容体を持った細胞)にメッセージを伝えているそう。
受けたところだけ反応するシステム。メールが間違って届くことはないのです。
ホルモンいろいろ
そんなホルモンの種類は100種類以上。
主なホルモンと役割をかんたんに。
女性ホルモン
卵巣から分泌されるホルモン。
- エストロゲン(卵胞ホルモン)女性らしいカラダをつくる。排卵の準備をする。骨粗鬆を防ぐ。など
- プロゲステロン(黄体ホルモン)妊娠しやすい環境つくりや妊娠維持。乳腺を促進。など
生理周期や妊娠、女性の発育などを司るホルモン。
甲状腺ホルモン
甲状腺(咽頭と気管の境目にある器官)から分泌されるホルモン。
脳や心臓、胃腸、体温、新陳代謝など、全身の働きを活発にしたり、成長を助ける働き。
副腎皮質ホルモン
腎臓の上にある副腎から分泌されるホルモン。
血液中の水分やミネラルや糖分の調整。ストレスからカラダを守る役割。炎症を抑える・免疫機能を抑える。など
成長ホルモン
脳の下垂体から分泌されるホルモン。骨や筋肉の成長や、カラダのメンテナンス に大きく関係。主に夜間の睡眠中に分泌される。
ビタミンD
ビタミンDはホルモンでもあります。分泌部位は皮膚。太陽の光を浴びると作られます。
カルシウムの吸収を促進する。骨をつくる細胞を活性化。エストロゲンを活性化。など
オキシトシン
分娩とか授乳に関わるホルモンの一種。
愛情ホルモンともいわれ、オキシトシンが増えると他人を信用する行動が増加すると言われています。
警戒心が強くある場合は、オキシトシンの分泌が少ないことが原因の可能性もあるんです。
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https://www.chugai-pharm.co.jp/ptn/medicine/karada/karada021.htmlこちらのサイトにも分かりやすく記載されています。
ホルモンとストレス
ホルモンも自律神経と同様に、24時間365日働いて、ココロとカラダを元気にしてくれています。
しかし、ちょっとした生活習慣の乱れやストレスからホルモンの働きを阻害してしまいがち。
夜遅くまでスマホをみて睡眠を促すホルモンを抑制してしまったり、さらに、睡眠不足によって成長ホルモンが阻害され・・
よって、疲労は回復せず、脂肪は蓄積され(成長ホルモンは体内の糖や脂肪を分解する働きがある)太ったり、と悪循環に。
ならばちょっとした、良い生活習慣で好循環にし、ホルモンバランスをうまくコントロールもできます。
- 早寝早起き
- マイペースな運動
- 日光浴
- ゆっくりお風呂につかる
- よく眠る(暗い方がいい)
- 深呼吸する
- 笑う
- ワクワクする
それぞれの行動が直接ホルモン分泌を促すものも含まれますが、
これらの行動で体内時計を整え、自律神経のバランスも整えることで、スムーズにホルモンバランスをコントロールし易い。
バランスを整えることやストレスを発散したことで、妊娠したなどの報告が時々ありますが、生活習慣を見直すことで、ちょっと乱れていたホルモンバランスが戻り、体本来の働きをスムーズにしてあげれば、超微量のホルモンに影響しますね。
*参考:「ホルモンのちから」伊藤裕著 、「目で見る体のメカニズム」