ストレスとカラダと3大システム

嗅覚反応分析士トレーナーCAMILLE/Mihoです。
ストレスをはね返す調整機能(ホメオスタシス)が、体には備わっているということを書きましたが、そのホメオスタシスが維持している3大システムをもう少し詳しく書きたいと思います。
3大システム
私たちの体は、
- 体の働きを調整する「自律神経」
- ホルモン分泌をつかさどる「内分泌」
- 外部から進入する異物から守る「免疫」
の3つの働きのバランスを保つことで健康を維持しています。
自らの体を環境に適応させ、安定させるための「ホメオスタシス(生体恒常性)」という自然に備わった機能を持っています。
ホメオスタシスの3大システムが、「自律神経」、「内分泌」、「免疫」であり、このバランスを失わせる張本人こそがストレスなのです。
私たちは、体を一定に保つ働き=ホメオスタシス(恒常性)があり、「神経系」「内分泌系」「免疫系」の3大システムのバランスを維持調整し、全身の機能を保っています。
ホメオスタシスとはhttp://cami.chu.jp/2020/04/07/stressbody/
体本来のこの働きのおかげで、人は無意識化で、ストレスに対してバランス調整し、日々の生活を健康な状態で過ごすサポートをしてくれています。
1.自律神経系
暑いと自動的に汗をかいたり、寒いと震えて体温を上げる、内蔵や血管のコントロールをする。
「交感神経」と「副交感神経神経」で成り立っていて、バランスをとっています。
2.内分泌系
ホルモンはすごく微量の化学物質ですが、ホメオスタシスを維持する重要な役割をしてくれています。
ストレスによって、体内のバランスが乱れて来ると、ホルモンを分泌して、元に戻そうとしたりしてくれる。
女性ホルモン・成長ホルモン・甲状腺ホルモン・副腎皮質ホルモン など。
ホルモンは血液によって全身に送られ、身体のバランスを整える働きをしてくれています。
3.免疫系
コロナウィルスなど、細菌、病原菌、花粉も含め、外界には様々な異物が存在しています。
免疫はそれらから身体を守る防御システム。
大きく2つに分けると「自然免疫」と「獲得免疫」。この2つが協力しながら24時間無意識下で働いて、私たちの身体を守ってくれています。
この免疫機能が過剰反応しすぎて、症状を引き起こしてしまう「アレルギー」。
晴らしい身体の機能も、バランスを乱すことで不快な症状につながることもあります。
ホメオスタシスが乱れると
この3つの働きで、身体の健康を維持し、この3大システムのバランスを保つシステムが、ホメオスタシス。
つまり、ホメオスタシスが正常に働くことで、全身の機能が保たれています。
過剰なストレスや不規則な生活習慣などでバランスを乱すと、この3大システムにも影響を及ぼして、不調や症状に繋がるという訳です。
やはり、ストレスを避ける、ライフスタイルを整えるということは、健康維持に欠かせないと言えますね。
まとめ
カラダには素晴らしい維持機能が備わっていて、3大システムに影響している。
すべて、24時間365日死ぬまで、無意識下で働いてくれている。
しかし、あまりにも負荷がかかると乱れちゃうし、そうすると色んな不調につながる可能性があるよ。
となると、過剰なストレスをなるべく貯めないようにする心がけは、人生でとても大切な選択ですね。
しかし、人によってストレスに感じる要因は全然違う。
「今、やりたいことをさせてあげる」ということは大事だと思う。
「今の自分」は何がやりたくて、「今の自分は」何がやりたくないのか?
「今の自分」は何が好きで、「今の自分は」何が嫌いないのか?
変化する自分を、常に意識して聞いてあげたいね。
自分の声を聞いて、よしよし自分。