テーブルで得られるもの
昨日は、兵庫県加西市の公共施設アスティアかさいで、
午前中はロジカルアロマTableを、午後からはオルファクトTableを行いました。
まずはロジカルアロマテーブルを。
アロマの成分のことなんて考えたくない
アロマを少なからず生活で取り入れている方たちが、こう言いました。
成分のことって難しいし苦手。だから諦めた。そんな言葉を聞いて、
「よし、成分のことをわかりやすくしっかりやろう。絶対いいから。」
と答えた私。
だってですね、実はアロマテラピーって、1つ1つの種類を学ぶよりも、成分ごとにざっくりとイメージを掴めるようになる方が、シンプルでわかりやすいんです。
1つ1つだと種類も多く、ごっちゃになりやすく、結局よく分からなくなってしまいやすい。
つまり、大きな枠の成分の特徴を理解する方が、合理的ってことです。
先に成分をすることで、逆に1つ1つの精油が理解しやすくもなります。
使いこなすアイテムのひとつ
私にとって精油は、便利でお得なアイテム。
一般の精油を愛する人のイメージに比べると、全然あっさりしています。
使える知識が好きで、便利という「お得」なことが好きなんです。
なので、使うのに不必要な化学のことって知る必要はない。けれど、成分の特性や働きなど「使える成分の知識」だけは、ポイントを伝えたい。
しかもこの知識は、嗅覚反応分析の基本のところにも関わってくるので、嗅覚反応分析を深めたり使いこなすための知識でもアリます。
一石何鳥にも出来るはずですからネ。
成分とロジカルアロマ
午前中のロジカルアロマの時間は、成分の知識とそのイメージを理解してもらうための内容を。
4タイプに区切って、まずは1こずつ。
ipad持参の方には、データーをお渡しして、それぞれのipadにペンで書き込んだりしていただきながら進めました。
(画像・・ZERO)
もちろん嗅覚反応分析にもつなげていきます。
調香は足し算ではなく掛け算
そのあとは、それらの成分を堪能するかのような調香体験を。
学んだ成分を主成分にしている精油を20種類以上使って、それぞれのオリジナルブレンドを作りました。
まずは1種類ずつ香りのイメージを言葉にしつつメモ。
「馬小屋」とか「炭」とか「無理」とか「爽やか」とか、色んなフレーズが飛び出して大笑いしました。
同じ香りでもこんなに人それぞれ感想が違うんだな〜と興味深い!
その結果、それぞれが調香したオリジナルブレンド。
何種類かをブレンドすることで、また違った香りが生まれるってことも、植物ってほんと不思議です。
足し算じゃなく掛け算なんだ。1人1人のメンバーがかけ合わさって、最高のグループが出来てました。
嵐って最高のブレンドやったね、とふと思う笑
目に見えない匂いの向こう側に出会えた日。そんな感想もいただきましたよ。
テーブルスタイルで得られるもの
ロジカルアロマテーブルと名付けていますが、こういう面白い体験ができるからこそ、教壇式ではなく、テーブルスタイルの魅力です。
コロナ禍で、もちろんソーシャルディスタンスは取っていますが、
イメージは見えない大きなテーブルひとつをみんなで囲んでいます、と毎回説明しています。どうぞお気軽にね、と。
例えば、場が安全じゃないと、精油のイメージ一つも、思ったままストレートに表現するのって難しいと思いませんか?
これって合ってる?私って変?いいこと言わないといけない?そんな場は私も苦手です。
フラットに、食卓を囲んで気楽に勉強するような、そんな学びの空間から生まれるものが好きなんです。
それはきっとすぐに気づくものじゃなく、熟成され後々気づくものもある。
答えはすぐに見つからないものかもしれません。
kahkaスペシャルタルト
なので安心空間には、もちろんお茶とおやつは大切。
見えますか、カスタードとフレッシュなフルーツ♡
アロマテーブルのために、スペシャル贅沢なおやつを用意してくれたkahkaさん、いつもありがとう。
お茶をしつつ、精油の使い方のあれこれアイデアや、私が入手したロジカルアロマテラピーの最新情報なども、最後に伝えながらの終了です。
最後に
アロマテラピーってなんだろう?健康ってなんだろう?幸せってなんだろう?教えながらもいつも考えていることです。
皆さんが、使いやすい情報でアロマが面白いものだと思ってもらえたら嬉しいですね。
20210421CAMILLE
今週末4月25日は香りと菓子の日姫路です。
11:00〜06クリーム作り1枠空きました。