人間関係がスムーズになる
「右側を制するものは、人間関係を制す」
これだけ書くと、なんのこっちゃですね。
これは、先日の嗅覚反応分析士応用講座で登場したフレーズです。
嗅覚反応分析が初めてという方にも、これは一体どういうことか、我が家の例で解説してみます。
8種類の香りの好みをグラフにする方法(嗅覚反応分析とは)を使うと、こんな風にわたしのオットは右側タイプになります。
そして私はどちらかというと反対のタイプ。
つまり「私が良い香り!」と思う香りは、夫は「嫌い」だし、夫が「好き」な香りは、私は「くさい」と感じる。そんな風に真逆の二人です。
そうなると、性格も真反対で、考え方とか行動も反対になりやすい。
しかしわたし達は、気づけば出会ってまさかの30年越え。
確かに長い間一緒にいて、もちろん結婚するくらいだから、良い時は良いんだけれど、
え?!って驚くことも、そして喧嘩も多かった。
しかしそんな二人が、今ではほとんど喧嘩しなくなったのは、
タイトル通り、わたしが右側を制することが出来たから、に違いない。
制する。ってどういうこと?
私が香りの好みと性格の関係性を学び始めてからは、
日々の暮らしの中で、夫の行動で驚くことも、なるほどなるほど右側ってやっぱりそうか、と学んだことの理解になる。
そして注意深く見ていると、わたしの苦手なことを、随分好んでやってくれてることも気がついた。
価値観が違って、腹が立つことがもちろんある。けど、ちゃんと腹たちつつも右側性質を学んでいく。
その時点で20年以上も一緒にいたわけですが、全てが興味深く見ていて楽しくなりました。
そんな風に過ごしてたら、今ではすっかり腹立つ事ほとんどなくなった気がします。
なんなら、ほんと心からありがとう。って感じ。
だって、こっちの価値観が普通だと思ってたのが、間違いかもしれないと気がついたり。
例えば、人にあわせて自己主張しないことが正義と思ってた以前の私。それが、ストレスを溜め、結局自分を責めたり家族に当たるなら、それって本当に正義なのか?
それならば、外でちゃんと意見が言え、家にストレスを持ち込まない夫はかっこいい(見た目、マフィアと呼ばれても!笑)。そんな風に、ゆっくり彼を理解することは、それは私の思い込みを外していくような作業でもありました。
人を理解すればお悩みはなくなる
彼(右側)は初めから何も変わっていなくても、私の見方が変わって、私が勝手に随分優しくなりました。
これが人間関係を制するということ。
相手をを変えるのでは理解する。
もちろん香りの好みが彼の全てではないけれど、多くの性質を理解することによって、自然に変化していきました。
私が優しくなって(多分)、そうなると夫ももちろん優しくなるのは必然で、お母さんご機嫌ならば、子供たちも多分嬉しい。
そんな循環システムが回り続けると、さらにお悩みは減りそうです。
あるお母さんは、小学生低学年の子供さんのタイプを理解したことで、いっきに子育てが楽になったと教えてくれました。
そんな風にどこのコミュニティも良い循環が起こる希望があります。
ふと気づけばたまたま今日は結婚記念日。
急に思い出し、「今日って・・」ってと一言だけ、海外へラインを送ると、
「覚えとるで。言い忘れただけ。」と素早い返信が。
どうも私を理解して扱いをわかってる。
右側が左側を制することもやっぱりある。
CAMILLE(カミーユ)2021.05.24