かんたんに嗅覚反応分析カウンセリングをスタートしたわたしの方法
おはようございます。昨日ずいぶん前にインストラクターになったBさんから、「いよいよ入門講座を始めようと思ってます!」と連絡があったよ。
「えいやっ」と自分で自分を追い込む環境を作ったそう。
みんな、何かを始めるのには、「えいやっ」と勇気と度胸が必要になるね。もちろん私もそうです。
確かに知識不足で人に迷惑をかけてしまってうのは怖い。他人に実行するのを躊躇うのは分かります。
昨日の記事だけでなく、わたしに直接寄せられるお悩みは、これが本当に多いです。
なので、今日は私の方法が誰かの参考になるかな思ったので、時系列で私が嗅覚反応分析を人にやり始めるまでの流れを書いていきたいと思います。
スタート以前
わたしは、基礎講座を学んで2週間後にはイベントに出ていました。
「心臓つよ」と思ったそこのあなた。
特別私が行動力があるわけでもなく、勇気があったわけでもなく、心臓おかしい訳ではない、そのことを順番にお話ししたいです。
実は、わたしの場合は、勉強する前に、アウトプットの場が半強制的に用意されていました。
「嗅覚反応分析士基礎講座を来月に勉強する」と友人に話したところ、その友人のイベント主催者さんから出店を頼まれてしまったんです。
さすがにそれは早すぎるのでは?と、自分でも心配でしたが、講座前から「この理論はみなのお役に立てる素晴らしいものではないか?」というめちゃくちゃ希望を持っていたので、心配で不安だけど、やるしかないと思っていたのですよね。
希望しか見てなかったともいえる。
しかし今思えば、場所が用意されていたということは、とてもラッキーなことだったと思います。(現在は基礎のみでは営利活動は出来ませんが、当時は可能でした)
多分、授業を受けてからからだと、情報の膨大さに、「いやいや、準備に一年下さい。」とか言ってしまいそうです。
ちょっと夢見がちだった(バカ…)のも、よかったかも。
スタート初日
結果、焦りながら必死でなんとか準備をし、出店しました。
私の場合、最初はアドバイスはほぼ言えず、基本は、
- チェックしてもらってグラフを作る(これはアプリで簡単)
- 出た結果から「あなたはこういうタイプ」という紙を渡す(テキストを写してつくってただけ)
- その紙を一緒に読む だけ、でした。
あとはそれを元にヒアリング。
一緒に紙を読みながら「えー香りで何で性格まで分かるの?」とお客様に言われると、逆に「やっぱり当たってるんや…」驚く始末ですし、
タイプ別のなりやすい症状も読むと、
「その症状に困ってたんです」なんて言われることも多くありました。
「まじですか!」と、内心驚きながら、もっともらしい顔をして座っていました。
読みながら勉強する方式。
確か500円で値段設定し、この日20人くらいチェックさせてもらいました。クチコミも多かったです。
わたしはそれまでに他の協会のアロマを学んでいたのですが、アロマの魅力を伝えるのが上手くいかず、何もできないまま数年経っていました。
しかし「バランスに合わせたアロマ」は、めちゃくちゃ伝わり求められ、セールスすることなく、どんどん売れました(安価設定でしたが)
しかも「いいにおいー」ってみんな喜んでくれている。。
人によって好みの匂いが全然違ってるのを、お友達同士で、「えー、そんな匂いが好きなんだ?」と笑いあってたりするのも見てて面白かったです。
お金を貰いながら学べ、喜んで貰ってる。楽しい。
こんな面白いものがあるのかと思いました。
とにかく学びだらけの1日でした。
私は無謀だったのか?ロジカル思考で考えて見る
確かに、人に間違ったアドバイスはしたくないです。しかし、嗅覚反応分析のアドバイスルールを守れば、実は安全です。
わたしは自分の偏った思い込みでアドバイスすることの方がよっぽど怖いので、確実にできる範囲で、ルールに従い、できることだけ行いました。
人って、紙を読みながら説明しても、何とも思わないんだな、なんてのも経験から学びました。しかし、間違った情報を伝えるよりは、よっぽどいいと思いませんか?
こんなことを繰り返すことで少しずつ出来ることが増えていき、経験も増えアドバイスに幅が広がるようになりました。
間違ってると言われたらどうしよう、という不安があるかもしれません。
確かに「当たってない」と言われることあります。
大事なのは、安易に「人が言うから」間違いと思うのではなく、ロジカル思考です。
その人の普段のバランスじゃないのかもしれない。なら、今日いつもと違うことをしたか、違うことがあったか聞いてみます。ヒアリング基本です。
それでも、心あたりないと言われたら、その人が自分を理解出来ていないかもしれないし(自分のことって案外分からないもの)
基本、人は変化しグラフも変化するので、1回のグラフで見えることの限界もあります。
もちろん、自分の知識・経験不足もあるかもしれません。
しかし、いちいち傷つく必要ないです。全部必要な経験です。次に必ず活きます。かっこいい感じで書いてますが・・失敗がいい経験・・これ事実。
グラフは何より会話のきっかけになります。案外、一生懸命理解しようと聞いてくださることが多いので安心してね。
全く落ち込むことがないといえば嘘になるけれど、得られる喜びのが大きいですよ。
行動しないことで体験が得られなくなる方が、デメリットかもしれません。
アドバイスも、実行できそうなことを本人に選んで貰えばいいですよ。
もしくは、わたしの様に初めはアドバイスすらせず、アロマを選んで貰って作るだけ、でも出来ます。ちゃんと喜んで頂けました。
やらないデメリット
わたしが、知識ばかりを先に詰め込むのがあまり好きではないのは、この経験があるからかもしれません。
知識は時々体験の機会を邪魔してしまうなと、色んな人をみて感じてきました。
まず知識をつければ自信が出るのかと思いきや、体の情報、心の情報は膨大過ぎて、いつまで学んでも自信に繋がりにくいのです。ゴールが見えなくなる。
そうなると、余計に行動したいのに行動できない人が出てきます。先ほど書いたデメリットが発生している状態です。
初めは、知識だけで人を分析するより、対話しながらで、自信ないくらいがちょうどいいなと思います。
何よりお客様は詳細な分析より、タイプや合うアロマ、何をしたらいいのか知れるくらいで喜ばれます。ウィンウィンです。
この現場の事実を聞くだけで凄い安心される方も多いよ。
必要なのは謙虚さと、少しの勇気かな。
しかし基本は、自信ないから人にアドバイス出来ないと言う人ほど真面目です。
謙虚すぎる問題ですね。
そんな人が、勉強ばかりで余計に動けなくなっちゃうのはもったいなーといつも思う。
わたしはそんな真面目な人にこそ、嗅覚反応分析を人にやってもらえた方が嬉しいです。
私の心がけ
私が基礎講座で、失敗ないアドバイスの流れをレクチャーするのは、講座後にすぐに「練習させて〜」と、人にアドバイスをする習慣をつけて貰えると嬉しいなーという思いです。
12時間の授業では勉強は終わらないです。それは知識を得ただけなので。それを実際に、自分や人に使っていくことで、経験という学びに変えて、落とし込んでいって欲しい。それが身につくだけでなく、実は一番楽しいんです。
英語なら授業を受けただけでは、喋れないですよね。家でずっと勉強をするよりも、留学したり英語で会話する機会がある方が身につくと思いませんか?しゃべれると楽しいし。喋れないともっと勉強しようと思える。嗅覚反応分析なら国内でそれができるんですよ〜。
なので、全部勉強を深める前提の行動です。わたしは知識の蓄積、経験の蓄積、ずっーとそこを目指しています。まだまだ勉強中です。
やってると、疑問も出てきたり、分からなくなることも出てくるので、また学べます。そうやって少しずつ理想を目指してます。
最後に
もちろん強制ではないですよ。あくまでも、動きたい人向けです。
本当は動きたいけど動けないならば、これを読んで1人でも、そっか騙されたと思って一回やってみようかなという勇気と、失敗しても大丈夫と思っていただけたら嬉しいです。
ではでは、私の感じている、さらに人にチェックすることのメリット、明日にも書いてみたいと思ってます。
CAMILLE 2021.1.6