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ただの主婦が嗅覚反応分析士トレーナーになるまで#1 モヤモヤ期〜アロマへ「断捨離とノート」

整え方手帖

2012年に遡ります。
この辺りから、今の仕事に繋がるシフトチェンジが起きているので記していきます。長くなりますが、ご興味のある方はお付き合いください。

パート勤めに疲れる

当時は、子供の将来に備える為、生活の為、要はお金のために、知り合いから頼まれて事務職のパートをしていました。

近所だしパートで時間的余裕もあり、事務職も嫌いではなく、これで一生安泰と思いながら勤め始めた仕事でした。

けれど、わたしは毎日疲れていました。

仕事は合っていて割と出来たのですが、その分重宝がられたのか、とにかく上司がわたしを帰したくないようで、いつも終了時間ギリギリに新たな業務を頼んできたりして、時間通りに帰れない日々でした。

サッサと仕事を終え時間通りに帰ると、翌日は上司が不機嫌で、粗探しされたり怒られまくることもしょっちゅう。家に帰っても電話があり職場へ戻ってくるよう言ることも何度かありました。

その分残業をするとめちゃくちゃご機嫌で、優しくおやつや晩御飯の食材まで買って下さったりしてとても親切にされることもありました。

家にいても休みの日でもビクビクする日々が続き、とにかく気の休まる時はその上司がご機嫌な時だけ。こんな風に毎日上司に翻弄されて当時はとても疲れていました。

自分を責める悪循環

今思えば割とヤバい気がしますのが、当時は言い返してたくても、上司の立場やストレスを理解してしまい、どうしても言えない、嫌いになれない。それに、誰も意見する人もいないくらい絶対的な存在で、この気の弱いわたしが意見出来るわけもなく、その状況を受け入れてしまってました。

上司は一生懸命仕事されてたので、この方が望む様に、仕事に一緒に打ち込めない、同じ目標を持てないという、わたしなりの申し訳なさもありました。

「これくらい当たり前」
「自分が弱いだけ。」
「出来ない自分の能力不足。」

こんな風にストレスを抱えつつも吐き出し方が分からず、さらに自分を責め疲れ果てる状況でした。

*今なら嗅覚反応分析で自分のタイプも知り、上司のタイプも予測出来、ストレスなく働けたかもしれないし、もっとサッサと辞めたかもしれませんが、当時は知らなかったので、こんな風に色々と悪循環に陥ってました。

八方塞がりな毎日

仕事で歯医者の予約を何度も直前でキャンセルし、やっと行けた診察時に病院で大声で先生に「あなたのやっていることは社会的に罰されるべき行為である」とお叱りを受け、帰りの車で泣いたことも。追い討ちをかけるように、苦しい事が2次的に次々に派生してました。

そして、週末は当時小学生だった子供のスポーツを応援したりサポートしたり、これも家族の為と喜んでいたのですが、楽しいこともいっぱいあっても怪我したり風邪をひいたりする度に心労が。

とにかく、自分にとって大切なのは家族の幸せだったのですが、そのために多くのストレスを抱えていましたが、案外当時はストレスに気がついてなくて、他のお母さんと比べ自分を責めまくってさらにストレスを加える始末。

今思えば超頑張ってるのに上手くいかず八方塞がりな毎日でした。

ストレスに気付かされる

しかしその結果、大事な家族に負担をかけてしまっているのか、

・子供が怪我したとき、ある方にお母さんのストレスが原因と言われる(え、どゆこと?)

・夫が子供の整体に連れていくと、お母さんが1番ひどいので、お母さんを連れてきて下さい、と言われる。(え?なんで?)

・はじめて会った方に、ストレス多いから仕事を辞めた方がいい、強い男の人に支配されてる、なんて言われる。(え?仕事が原因?)

当時は、自分の疲れを過小評価し、ストレスに気がついていませんが、家族に悪影響を与えてると外から指摘される言われることが気づくきっかけになっていきます。

家族を悲しませるのは、1番辛いし1番望んでないこと。

わたしのせい?

また自分を責めたくなりますが、そうするとまた家族に影響が出てしまう。自分を責めるのではなく、真剣に自分をストレスから救わないといけないのでは?おかげでそんな風思えるようになりました。

自分に向き合い始める

わたしはいったいどうしたら、家族を幸せにできるんだろう?
いったいわたしはどう生きたらいいの?
どうしたらわたしは毎日楽しく暮らせるの?

こうやって、必然と自分に向き合う様になっていきます。

家族に負担をかけたり結局愚痴ばっかりの毎日。

そんな自分がほんとに嫌でした。
変わりたい現状を変えたいと心から思いました。

また当時断捨離をしていて、本をいっぱい捨てたのですが、何故かアロマの本は捨てられなかったことが自分なりに不思議な気持ちでした。

アロマのことはずっと興味がありました。
家族のために何かいいものは?というアンテナは常に立ってたのでアロマの本を買ったり試したり。

好きというより、役立つかなと興味があった程度。

それが「好き」とは全く気が付かず、「なんで本が処分できないんだろう?」
そんなちっちゃなヒントに自分を探っていくところからのスタートでした。

勉強楽しい。アロマ面白い。

そんなこんなで、とりあえず現状を変えたいということもあり、アロマスクールに通うことにしました。2012年11月のことです。

頑張ってスクールへ申し込みをし、勇気を出して行ってみると、「え、めっちゃ楽しい。」となり自分で本当にびっくりしました。

アロマのこと、何かを学ぶことが、こんなにも楽しく自分を喜ばせることだと、行ってみてはじめて気がついた次第です。

自分を喜ばせる小さな一歩を踏み出し始めました。

断捨離の効果

アロマかな、、?

その小さな声をひらうことが出来たのは、断捨離がヒントになったと書きました。

断捨離で不用なものを処分すること。
それにも時間はかかりました。
多くを捨てるには自分に向き合う必要がありました。

好きは分からないので、不用なものをずっと問い続けモノを処分。
やっとぼんやり見えてきたのが大切なものでした。そこにアロマ本もありした。
部屋も心もとてもスッキリしました。

こんな風に2012年は色々苦しかったけれど、

だからこそ、断捨離したり、やっと自分に向き合い始め、今は大事なアロマへシフトできたのです。本当にコツコツでした。

ほぼ日手帳日記

アロマをしっかり学び始めたのは、こんな風にちょうど10年前のことですが、

手帳はずっと好きだったので、感情や行動の記録が残っていて、今回振り返りしみじみしています。

苦しくつらい記憶のこの時期の手帳で見るのがちょっと怖かったのですが、見てみれば手帳にはたくさん楽しいことも記録してました。

友達家族と富士山に登ったこと。
上司にいっぱい優しくもしてもらったこと。
子供の野球やバレーでめちゃくちゃ喜んでること。
家族旅行。友達とマラソン出場。
しんどい時に助けてくれた人。
夫のサポート。
などなど。

嬉しいこともいっぱいあって、案外2012年の日常は楽しそうな私でもあります。

点と点がちゃんと繋がっている

辛かったことも、今のわたしに繋がる全部必要なことだったと今ならわかります。

無駄なことはなにもないことも。
その結果、今のわたしがあります。
でもその時にはやっぱり分かりません。
苦しい時にはやっぱり分からないです。

この後もわたしはまだまだ彷徨います。
色んな点々がまだまだあります。

そんな日々の中でもたくさんの嬉しいこと、感謝を手帳は記録しています。
なので、やっぱりわたしは彷徨っている時も案外ずっと幸せで楽しそうです。

記録の効果

常に記録し、自然と書きながら考えたり整理することで、自分の人生に向き合ったりスクールに通う決断をしたり。ノートのおかげで、自分の人生に適切な変化をもたらしていったと思います。認知行動療法として、ストレス軽減に役立ってもいました。こうやって10年後に気づきに役立つこともあります。

さらに何年後かに見ることで、違う気づきが生まれるし、やっぱり記録ってめちゃくちゃいいなぁと改めて思いました。

さいごに

今思えばこの頃は本当に自分に正直では無かったなと思います。

自分が好きなこともやりたいことも分からず、自分で自分を幸せにする方法も分からない。
家族の為とは一見きれいですが、自分がなく自分の幸せを全て家族に依存している状態でした。
わたしが自分の好きとやりたいことに進み、自分にやっと正直に自立を歩みはじめたの、2012年だったのです。

自分を知るために
「ノートに記録する」
「断捨離する」
おすすめです!

camille

海歩(Miho):嗅覚反応分析士トレーナー。AEAJアロマインストラクター。主婦の立場から、薬効を持つアロマで家族の健康サポートを期待し、40歳で学び始める...

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